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世界最大の望遠鏡を使っていつ何がわかるか [天候・自然]

2021年完成を目標に建設中の、TMTと
呼ばれる世界最大の望遠鏡はいつごろ
何を教えてくれるのでしょうか。

天文学の望遠鏡というと、ハッブル望遠鏡や
すばる望遠鏡がよく知られていますね。

ハッブル望遠鏡の方は、地上約600kmの
軌道上を周回する宇宙に配置した天文台
のようなものだそうです。

巨大望遠鏡かと思いきや、直径2.4メートル
とのことで、意外でした。これでも私の身長
よりずいぶん大きいですけどね。

一方、すばる望遠鏡は、直径8.2メートルと、
こちらは巨大ですね。

ハワイのマウナ・ケア山、つまり地上に設置
されている望遠鏡で、今回製造されている
TMTは、このすばる望遠鏡の近くだそうです。

役割の異なる地上の望遠鏡と大気圏外の
望遠鏡のデータを合わせて使っての知見が
得られているということのようです。

では、直径30メートルのTMT登場により、
すばるは任務終了となるのかというと、
そうではないそうです。

すばるでどこみようかと探し、TMTで詳細に
調べるというふうに、精度の異なりが役割の
違いとなるようです。

すばる望遠鏡では10億光年以内のところに
ある天体をとらえることができ、TMTはすばる
望遠鏡の10倍超の能力を持つとのこと。

宇宙の年齢は13x億年と言われていますから、
最大の成果として、宇宙の始まりの天体を
とらえることが期待されているのでしょうね。

何となくですが、最大成果のところは、それほど
高精度なデータが得られないと思います。

また、10億光年以内程度のデータから考えての
宇宙の年齢ですので、大外ししている可能性も、
なきにしもあらずでしょうか。

そうなるとTMTより更に高精度なものの開発も
求められるようになる可能性がありますね。

途方もなく時間のかかりそうな話ですが、
TMTを活かした比較的近い将来の話として、
こんな話があるそうです。

すばるは50光年の位置にある太陽型の星の
まわりに惑星と思しき天体を2つとらえています。

この2つをTMTで詳細に見て、これらが惑星
なのか、更には地球のように生命がいるのかを
探るという話です。

50光年の話なら、生きている間にドキュメンタリー
番組等で見ることができそうかなと期待して
おります。

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