すい臓がん 抗がん剤 [医療・健康]
治療困難ながんの1つである膵臓がんに対し、効果が期待されるサバイビン2Bというワクチンがあります。9月10日、神奈川県立がんセンターが、このワクチン投与による新らしい治療法の確立に向け、治験を開始することを発表しました。この治験においては、サバイビン2BとSTI-01の効果・安全性の検証を行います。
サバイビン2B(SVN-2B)は皮下注射することで、リンパ球を増加・活性化し、がん細胞で強く発現しているがん抗原(過剰発現したりがん細胞のみに発現する遺伝子・タンパク質)のサバイビンを目印にがん細胞を識別攻撃し、死滅させると考えられているものです。
STI-01はリンパ球の教育係に相当する細胞である樹状細胞を活性化するインターフェロンβ製剤で、やはり皮下注射して使用します。2004年2月から行われた臨床試験において、サバイビン2Bと併用することで腫瘍抑制効果・免疫学的効果がより高くなることが確認されています。
2013年10月16日から、東京大学医科学研究所附属病院と札幌医科大学附属病院が共同で治験を進めていますが、現在は、第1段階で検証した安全な量の投薬による効果確認をする第2段階となっています。
サバイビン2B単独投与群、サバイビン2Bとインターフェロンβの併用群、プラセボ(効果が認められていない薬もどき)投与群の3グループに分けて、すい臓がん71症例に対し神奈川県立がんセンターで実施していきます。(2016年12月までの予定)
すい臓がんでの死亡者数は増加しており、2010年には全国で約28,000人が亡くなっているそうです。今年の予想では31,900人と、更に多数です。2年後に良い結果が出て、新薬誕生につながることを祈っております。じき、サバイビン2Bによる治療での身体への負担についても知りたいところです。
すい臓がんの原因・予防法ははっきりとしませんが、幸いまだ発見されていない方は、がん一般として、喫煙や食生活に注意して、予防していきましょう。
サバイビン2B(SVN-2B)は皮下注射することで、リンパ球を増加・活性化し、がん細胞で強く発現しているがん抗原(過剰発現したりがん細胞のみに発現する遺伝子・タンパク質)のサバイビンを目印にがん細胞を識別攻撃し、死滅させると考えられているものです。
STI-01はリンパ球の教育係に相当する細胞である樹状細胞を活性化するインターフェロンβ製剤で、やはり皮下注射して使用します。2004年2月から行われた臨床試験において、サバイビン2Bと併用することで腫瘍抑制効果・免疫学的効果がより高くなることが確認されています。
2013年10月16日から、東京大学医科学研究所附属病院と札幌医科大学附属病院が共同で治験を進めていますが、現在は、第1段階で検証した安全な量の投薬による効果確認をする第2段階となっています。
サバイビン2B単独投与群、サバイビン2Bとインターフェロンβの併用群、プラセボ(効果が認められていない薬もどき)投与群の3グループに分けて、すい臓がん71症例に対し神奈川県立がんセンターで実施していきます。(2016年12月までの予定)
すい臓がんでの死亡者数は増加しており、2010年には全国で約28,000人が亡くなっているそうです。今年の予想では31,900人と、更に多数です。2年後に良い結果が出て、新薬誕生につながることを祈っております。じき、サバイビン2Bによる治療での身体への負担についても知りたいところです。
すい臓がんの原因・予防法ははっきりとしませんが、幸いまだ発見されていない方は、がん一般として、喫煙や食生活に注意して、予防していきましょう。
広告
コメント 0