SSブログ

コーヒーの木 病気 [食べ物]

中米では1976年以降最悪規模の赤さび病の流行により、コーヒーノキの約半数が被害を受けているそうです。

■ コーヒーの種類

コーヒーの原料のコーヒー豆は、コーヒーの木の果実の種子からとっています。通常は2粒入っていますが、5%程、1粒のものがあり、ビーベリーと呼ばれます。

主なコーヒーの品種に次のものがあり、3大原種と呼ばれていますが、市場に出回るのはアラビカ種とロブスタ種だけです。

アラビカコーヒーノキ(エチオピア原産)世界のコーヒー生産量の約7~8割、主に中南米とアフリカの一部で栽培、酸味・甘味・コクのバランスがいい
ロブスタコーヒーノキ(ビクトリア湖~西アフリカ原産)世界のコーヒー生産量の約1.5~2割、主にブラジル・ベトナム・インドネシア・コートジボワールなどで栽培、濃く荒々しい香りと強い苦み、アラビカコーヒーの約2倍のカフェインを含有
リベリカコーヒーノキ(西アフリカ原産)現在では世界のコーヒー生産量の1%未満。西アフリカの一部で栽培されて国内消費されている。


2013年には約1兆6300億円ものコーヒーが輸出され、大変人気のある飲み物で、私も愛飲しています。コーヒーを飲まない日はほとんどありません。

ロブスタ種はロバスト(強靭)という言葉から命名されたようで、サビ病にもつよい品種ですので、主に高品質でよく飲まれているアラビカ種が被害にあったということでしょう。

コーヒー農場には早いところ赤さび病を克服して、生産量が回復することを願うばかりです。

■ ロブスタ種を見直してみよう

どちらかというと低評価されることの多いロブスタ種は、主にクレマ(エスプレッソに薄く浮かぶ泡)に苦みを付けたり、ブレンドして苦みを与えるのに使用されます。

カフェインが苦手という方には厳しいと思いますが、もしそうでなければコーヒー味・香りのスパイスとしてたまに苦いコーヒーもおいしいものです。普段と違い、荒々しい香りを楽しむのはいかがでしょうか。

<蛇足>

コーヒーの木には赤・紫・黄色の果実もできて、甘いそうです。量が少ないため市場に並ぶことがなく、興味をそそります。

広告
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。