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リクライニング 飛行機 [移動]

アメリカの旅客機でリクライニングをめぐる乗客同士のトラブルで緊急着陸するという事態が相次いで発生しました。

8月24日、ニューヨーク近郊の空港→コロラド州デンバー


48歳の女性が、後ろの座席の48歳の男性が使用していた、座席を倒せなくする器具が原因で座席をリクライニングできず、問題が発生。争いがエスカレートし、この2人は、シカゴに緊急着陸して降ろされました。

9月1日、デルタ航空2370便、ニューヨーク→フロリダ州ウエストパームビーチ


女性が、トレーテーブルの上にうつぶせになろうとしていたところ、前の席の女性が倒した背もたれが頭を直撃し、問題が発生。客室乗務員の仲裁が逆効果になりエスカレート。フロリダ州北部ジャクソンビルの空港に緊急着陸して降ろされました。

愛犬の死で傷心中だったそうです。(私も、犬を亡くしていますが、なかなか冷静にはなれませんでした。)

■ 特別はハイクラスで、非日常の取り入れはエコノミーで、日常は格安で

意見としては、シートを倒したい人、シートを倒されたくない人、双方に賛同する人が大勢いるようです。

私などは小心者ですので、リクライニング権を認めるにも関わらずリクライニングできません。
・リクライニングする機能がある席の値段を払ったんだからリクライニング権は当然ある。
・でもこのスペースでリクライニングしたら後ろの人がものすごく不快になるのは目に見えている。
・私自身はリクライニングされる不快よりトラブルの不快の方が大きい。
・だったら、私は前の人のリクライニングを認めて、私がリクライニングするのはやめておこう。
実に悲しい...

事情としては、ビジネスやファーストなどの高いクラスのスペースを広げるためにエコノミーのスペースが削られていることで、今や限界にきてしまったようです。支払金額からするとこの対応は当然という意見もあるかも知れません。

私としては、逆にそんなに儲からないならエコノミーの席数を減らしてスペースを与えればいいのにと思います。確かにエコノミーとは言うけど、日常にまでは落としてほしくないような。実際今のエコノミークラスの座席は電車の席より狭く華奢なシートで、飛行機のサービスとしては正直残念です。

格安航空会社の一部ではリクライニングを廃止したそうです。格安航空会社なら始めから機内の特別感への期待は無く、日常でOKと割り切れますが、上記の件ではもう少しスペースをあげたくなる気分です。

エコノミークラスのシートピッチは、JALとANAは31~34インチ、デルタは31~32インチ。そんなに違わないですね。プレミアムエコノミーなんかがすぐ売れるのも頷けます。

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