経済状態の悪化が引き起こす売れ残り男女

巷では、結婚に関する日本人の価値観が変わって
しまって、晩婚化や生涯独身でも恥ずかしくないと
考えられるようになったと言われています。

要因はほぼ間違いなく経済状態の悪化でしょう。

即席麺で続々と発表されているように、誰でも
必要な栄養の部分が円価格で値上がりしています。

「円価格で」と言ったのは、円安が進み、輸入品の
価格が高まったから。

日本は食料を自給できず、輸入に頼っている国
のため、食品にすぐ円安、円高の影響が出てしまい
ます。

一方で収入はというと、消費税増3%分ほども
上がっていないとか、維持しているだけという方が
多いのではないでしょうか。

実はこの状況、消費者だけでなく企業にとっても
考え物だと思います。

というは、従業員であることに安定性など強く求めて
いるものが崩れてしまうなら、もはや従業員である
必要はないと考える人が増えることが考えられる
からです。

一見、雇用が減ればコストが減り、企業にとって
狙い通りではないかと見るかもしれませんが、
実情、人手不足という会社は少なくありません。

更に企業は余裕があるかというところが、一番
良い動き方を考えるキーになりそうな気がして
います。

投資家、経営者に考慮をさせるのか、会社を
離れるのか。下手をすると、会社に所属しながら
会社に従わないとか、そういう状況も大いに考え
られてきますね。

食料やエネルギーの自給力向上、円の価値を
コントロールする力を見せること、さまざまな
対応が必要で、ハラハラする状況ですね。

1人で老後をうまくやりきるだけの経済すら
見通しが立たなければ、子供を作るなんて
目標にもなりません。

子ども1人育てるには3,000万円かかると
言われています。

この状況のままでは少子化が進むのも目に
見えています。

でも、私は少子化は実は本来すべきことだと
思っていて、人口を適正人数に保って、かつ、
経済力があることを目指すのが理想ではない
でしょうか。

私としては、そういう意味で晩婚化や生涯独身
自体はいいことと感じます。

日本の電車の駅は混みすぎです。
事故があれだけで収まっているのが奇蹟。

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