北九州ギラヴァンツ 平成29年にJ1へ昇格なるか

ギラヴァンツ北九州はせっかく実力上J1昇格のチャンス
がある位置にいるにも関わらず、J1ライセンスが無いため、
残念なことになっています。

J1ライセンスが与えられない一因として、ホームスタジアムの
収容人数がJ1、J2全チーム中最低で、J1の集客に応じる
だけの施設になっていないと考えられているようです。

J1のチームを見たところでは、最低15,000人収容できる
ことが必要なようですが、現在のホームスタジアムの
収容客数は約10,000人です。

北九州市で平成24年7月9日に策定された整備方針では、
20,000人入場可能な球技場をスタジアム本体建設費
100億円で、平成28年度の完成を目指すとされていました。

平成25年8月9日に事業計画が策定されたとき、将来的に
20,000人以上の規模に拡張可能な方法で15,000人以上
入場可能な球技専用スタジアムを、道路移設整備費を
含めて89億円で、平成28年度中に完成させ、平成29年
Jリーグシーズン開始時に供用開始という予定になって
います。

J1の最低条件を満たしており、堅実な下方修正ではない
でしょうか。

ギラヴァンツ北九州は、チーム名はギラギラしているよう
ですが、サッカーの戦術は非常にオーソドックスで、実に
堅実なやり方だそうです。

そう考えるとこの施設は実にこのチームに合っているように
思えます。建設予定地は北九州市小倉北区浅野三丁目と
なっており、すぐ近くには新幹線も止まる小倉駅がある場所
です。

年間1億円の維持費、30年間に渡る60億円の市債返済が
必要な計画になっており、消費経済効果が足りなければ
市の財政が厳しくなる面もあります。

とはいえ、J1でも対応できる規模の施設を作る計画が、
事業落札者も決定しており、着々と進行中で、チームにも
実力が備わっていることから、とりあえず将来性を考えても
よい環境にはなってきたというところが大きいですね。

平成29年のシーズン開始まで、上位リーグに居続け
られるよう、選手のモチベーションを維持することが
大事でしょう。

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