新卒採用で魅力につられてしまわないように注意

採用パンフレットにはかっこいい社員のそぶりや楽しそうな行事、
説明会では社長が出てきて熱いメッセージを語るなど、全面魅力で
飾り新卒者を獲得しようという企業も多いかと思います。

パンフレットにはまずつかみたいという企業側の心境が現れるもの
ですが、準備がよい人ならば、そういうことは後回しにして、まずは
会社の基本的なことの確認から行っているものでしょう。

・どんな世界で何をすることで利益を上げているか
・その世界での位置はどこらへんにあり、目下何を目標にしているか
・将来的な展望はどのようになっているか

大きな企業では、Webサイト上に自社の経営データを掲載している
ことが多く、これは冷静に判断するよい材料です。

難しいことは、なかなかよい返事をもらえず、妥協している状況の
ときです。条件を緩和して選ぶことになるかと思いますが、実際面談に
臨むと気が弱くなって、必要以上に緩和しすぎることがあるようです。

気弱にならないように心の準備をした方がよいですが、丹力は
一朝一夕に身に付かないというのがまた難しいところです。

学生時代は時間がふんだんにありますが、実はこの丹力を磨くことに
時間を使わせるのによいのではないでしょうか。

いい会社に勤めるために勉学に励むことと同時に、雇ってもらえることを
大前提とせず、最悪独立を含めて生きていけるようにするにはどうしたら
よいかということを、子どもと一緒に真剣に考えてみることも良いと思います。

心理的、実質的なことをバランスをとって現実感をもって考えられれば、
丹力を強化しつつ100%精神論にならず、冷静さを保つにもよさそうです。

起業を考えてしまうと現実感が無くなってしまうかも知れませんが、
考えてみれば農業、漁業など、昔ながらの方法でもよいですね。

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