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不吉な数字 日本

文化とは何かと意味付けて重視する、外の世界からすると不思議なものです。忌み数もそんなものの1つでしょう。

兵庫県のとある医療機関へ向かう直通バスの一部のナンバープレートが「42xx」で「死にxx」と読めることで、不吉とか乗りたくないというような指摘が相次いだそうです。

おしゃべりでもたまに出てきたりする不吉な数字ですが、冠婚葬祭や人の状況によって避けるように気遣う習慣は日本に限らずいろいろな国でありますね。

例えば西洋の宗教などで忌み数として考えられている「13」ですが、13階を、お客様は通過するようにして、執務室や機械室のみにしているビルもあるそうです。

従業員はメンテナンススタッフも人なのに酷い考えだ、経営者は悪魔だ(13は「悪魔のダース」なんて呼ばれ方もあります)と私なんかは思ってしまうわけです。

さて、私なんぞが言うまでもないですが、不吉な数字は、冠婚葬祭においては常識が疑われたりもしますので、自分が関わる場合には調べておく必要があることを知っておくのが大事です。

詳細は時が来たら本などで調べることをおすすめしますが、例えば不祝儀(香典)にいくら包めばいいかという話ではこんな具合です。

・偶数 ・・・ ちょうど半分に分けられて、不幸の場面では不幸を重ねることと捉えられてしまう
・4 ・・・ 「死」を連想
・9 ・・・ 「苦」を連想

これで候補が1万円、3万円、5万円、5千円、7千円あたりになります。そして遺族への気持ちのため参加する場面場面で香典を出してしまうことも不幸重ねになるので、1回だけ出すようにします。

<蛇足>

上記にも関わらず、線香の本数が偶数になることがあるのは、

・線香はインドのものではないから仏教とは本来関係が無い(当然本数も決まりがない、香りが大事)
・お坊さんがあげるときは自身の分を除いて2本(ご本尊様に1本、仏様に1本)
・お墓においては仏様の数+2本(ご本尊様に1本、菩提寺の住職に1本)

ということのようです。上記の忌み数とは全く別と考えましょう。

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