音楽を使っているサイトの収益は？

著作権料を支払うことなくBGMを
流している業者を相手に、
JASRACが調停申し立てを行った
とのこと。

こういう問題は消えることもないと
思いますので、まあ、定例的に
努力していくしかないですね。

実際の店舗だけでなく、Webサイトでも
もちろん著作権料を支払わなければ
なりません。

きちんと支払いをして、維持できている
サイトっていうのは、最低でどれぐらい
収益がないといけないでしょうか。

ダウンロード方式なのか、ストリーミング
形式なのかで料金体系が異なるようです。

まずは、これらの方式を軽くおさらい
しておきましょう。

ダウンロード方式
音楽のファイルを聞き手の機器にコピー
して、そのコピーを再生する方式。

ストリーミング方式
音楽のファイルを聞き手の機器に入れる
ことなく、再生する方式。

楽曲ファイルを売る以外の目的の
個人所有のサイトで、かつ月額で
見てみましょう。

■ ダウンロード方式の場合

月額6000円のようです。

最低でコンスタントに6000円以上の
収益を上げているということですね。

（大したことがないように見える金額
ですが、実情はほとんどのサイトが
そこまで収益はないようです。）

■ ストリーミング方式の場合

広告収入の2.5%ですが、最低でも
5000円とのこと。

逆算すると、20万円までは5000円で
済みます。



というわけで、
・広告収入が20万円を超えていれば
　ダウンロード方式
・広告収入が20万円以下なら
　ストリーミング方式

と思われます。


あとは儲けに対してコストが多く
占めるようにはしないと思います。

となると、最低でも数万円は
収益を上げていなければJASRAC
管理の音楽は使わないでしょうね。

タグ：広告収入 調停 コスト JASRAC 著作件使用料