シティバンク売却先は三井住友に

シティバンクの個人部門売却先のSMBC側では、
資産運用ビジネスを強化するそうです。今後
どのように注意していけばよいでしょうか。

10月14日発表のあった、シティグループの
個人金融事業整理で、2つの売却事業のうち、
シティバンク銀行株式会社個人金融部門は
三井住友銀行に2015年10月1日に売却する
ことになったようです。

ちなみにもう1つの売却事業はシティカード
ジャパン株式会社です。

実際には、傘下のSMBC信託銀行が受け皿と
なり、SMBC日興証券などと連携して資産運用
ビジネスを強化するとのことです。

シティバンク銀行にはシティバンクオンライン
専用ファンドがありますが、これがSMBC
日興証券に引き継がれるのでしょうか。

もしそうなると既存のSMBC日興証券利用者
にも恩恵があるのかも知れませんね。

ただ、シティバンクは全世界で個人金融事業を
整理するわけではありませんので、微妙な
ところです。

10月14日時点の発表では、「商品・サービス
について何ら変更があるものではありません」
とは言っているものの、「シティバンク銀行
個人金融部門のお客様への」という範囲に
留まっています。

この書きぶりは、シティカードジャパンでも
同様です。

シティバンクの運用系のメニューとしては
次のようなものが並んでいます。

・円預金
・外貨預金
・プレミアムデポジット（為替オプション付仕組預金）
・投資信託
・債券（金融商品仲介）
・保険

利用されているものがありましたら、案内を
よく確認しておきましょう。

1点、よく読むほどとらわれやすくなる
ということには、注意しておいた方がよいと
思います。

いろいろな移行方法が考えられますので、
特定サービスや特定業者にとらわれず、
広く資産運用サービスを参照するとよいと
思います。

タグ：シティバンク 三井住友 移行 SMBC 資産運用