SSブログ

LINE乗っ取り 使用者が注意すべきこと [IT]

今年5月頃から発生した、LINEが提供するスマホ向けソフトウェアで使用するアカウントが乗っ取られ、電子マネーをだまし取られた被害につき、LINEはセキュリティー強化のため、PINコードという追加のパスワードを設定することを義務付ける対応を行いました。

ご利用されている方は記憶に新しいかと思います。トラブルが起こったことで使用者、LINEともシビアになることで、セキュリティは少し向上しそうだという予想もあるようです。

使用者においては、違和感を感じ、安全な方法で確認できるようになることが大事です。

数か月前、私のスマホにメールアドレスが変わったというお知らせがeメールで届きました。本文に私の身内の名前が書かれておりましたが、本来であれば、変更前のメールアドレス等、私が知っている発信元から予め何らかのお知らせを受けたいところです。

そこで、電話でその身内にあなたが送ったのかということをききましたところ、確かに送ったということで確認が取れ、新たなメールアドレスを受け入れました。その身内に「宛先にいっぱいメールアドレスが入っていて不安だった」と違和感について話しましたが、言っていることかわからない感じの曖昧な応答でした。

この場合、送信者からすると全員知り合いかも知れませんが、宛先に入っている人たちは他人かも知れません。(少なくとも私の知るアドレスは私のものだけでしたので、私以外の宛先の人たちは私にとっては他人でした。)

言い換えると、送信者が無断でメールアドレスをばらまいている状態で、この中に悪意を持つ者でもいたら大変です。

こんな場合は、宛先ではなく、bccとして設定すれば、受け取り側では自分以外のどこに送ったのかはわかりません。普段eメールでは1人対1人のやりとりしかしない人は、このような使い方・配慮を知るきっかけがありません。

長くなりましたが、パスワードには予想されやすいものを使わないこととか、使いまわしをしないこととよく注意されますが、こういった情報漏えいを実はしてしまっていることの認識を持てないのがより基本的な問題です。

情報機器を手に入れる人に、本当の基礎の部分の教育を抜かりなく提供する仕組みが本来必要でしょう。とはいえ、今のところそのようになっていませんので、ITトラブルの重要なことに触れられるよう、ニュースや新聞を読む習慣を大切にしましょう。

広告
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。