現金給与総額の上昇 油断禁物

現金給与総額（労働者が受け取った給与の平均額）が前年同月比で6か月
連続で上回っているようですが、消費税が3%上昇したこと、物価がそれ以上に
上昇したことからすると、依然、実質上の減給状態です。

また、残業や賞与での上昇が大きく、より働くことで収入上昇が得られる
状況はまだ続いています。

引き続き、生活コストの維持・改善に努めなければなりませんが、より働く者が
収入を手にするこの状況で心配なのは働きすぎで体調を崩し、療養・静養で
コストが高くなり、かえって手元に残るお金が少なくなってしまうことです。

体調を崩すというのはやっかいなもので、普段なら簡単にできることができない
ため、療養・静養中にリズムが崩れてしまいます。そのため、体調が回復して
からも、リズムを立て直すのにある程度時間がかかってしまい、これ自体が
また1つのがんばりを要します。

特に1人暮らしの場合は、この時間が結構かかりますから、欲をかいて残業を
増やすより、しっかりしたリズムを維持する方がよいでしょう。

何か生活を改善できないか、ときおり考えるのも実は楽しいものです。
例えば、飲み物でのこんな節約はいかがでしょうか。

・毎朝コンビニとか自動販売機で買っている飲み物を、通り道にあるスーパーで
　買うようにしてみる。さらにできれば予めまとめ買いしておく。

・会社で飲む分は、ティーパックやスティックになった粉を使うようにする。

いままでと飲み物を変えることで、気分転換にもなります。また、こんなことで、
外食を月1回増やしても以前よりコストが低くなったりします。

我慢しなくて変えられること、是非探してみてください。

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