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代々木ゼミナール 閉鎖 [お金]

3大予備校の1つに数えられる代々木ゼミナールが、27校のうち20校を閉鎖します。

受験人口の減少により、予備校市場が厳しくなる傾向。人口に合わせて、浪人生から現役生へ力のかけ具合が移っており、また、サテライトという映像を提携先に配信する方式の採用を行うことがあたりまえになっています。

代々木ゼミナールは、そういった投資をした一方で、校舎は現状に合わない大人数を収容できるものを残してきており、とうとう整理が必要になったということかも知れません。

消滅する校舎・存続する校舎をまとめておきます。(立川と大阪は消滅と存続が逆かも知れません。)


■ 消滅する校舎

仙台校、高崎校、大宮校、柏校、津田沼校、池袋校、立川校、町田校、横浜校、湘南キャンパス、浜松校、京都校、大阪校、神戸校、岡山校、広島校、小倉校、熊本校

2015年度からの生徒募集、全国模擬試験を停止。
40歳以上の職員に対し、早期希望退職を募集。
用途転換を進め、各種事業に貸し出す考えのようです。小売店等が殺到している模様。
昔お世話になった津田沼校の閉鎖は少し寂しいものがあります。


■ 存続する校舎

本部校、札幌校、立川北口受験プラザ、新潟校、名古屋校、大阪南校、福岡校

そのまま残るとは限らず、複合施設化して、一部を貸し出すなどするようです。

■ 周辺

20年ぐらい前からすると18歳の人と同じ年の出生数は50万人~60万人減り、これは18歳人口のだいたい4~5%にあたります。感覚的にはそれぐらいどうということはない気もしますが、実際はこれだけの変化が起こります。

大手予備校・塾も、純粋に現業だけというわけにはいかず、学校や老人ホーム等、他業種への業務拡張をして生き残りの努力をしているようです。

授業にはとても満足しているのに模試・分析資料等で不足分を感じたら、生徒側も変化し、その部分だけ他の教材・資料や他の予備校のものを利用するなど、工夫が必要かも知れません。

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